AER2020の動画でラリーを解説 受付からモロッコまで

昨年のラリー動画を観ながら、これから参加しようとする選手のために、ラリーの概要を一緒に理解していきたいと思います。

まず、受付・車検から、アフリカに渡ってのステージ1までの映像です。

受付と車検は、ニース国際空港からクルマで1時間ほど東に走ったマントン(フランス)という街で行われます。ヨットハーバーに隣接した広場です。受付・車検は、2日間に渡って行われ、チーム毎に日程が決められます。

最初に、車検証、免許証、保険証など、書類の検査とメディカルチェックが行われます。同時に車両に貼るゼッケンやステッカー類が渡されるので、これを所定の位置に貼付してから車検を受けます。

車両には、主催者からレンタルする、GPS・イリトラック(位置情報送信器・衛星電話内蔵)、2輪はサンチネルのブザー(追い越し警告装置)などを取り付けてから車検を受けなければなりません。車両にはこれを取り付けるための専用のマウントと配線がついていなければならないので、事前に購入申込をして入手しておきます。(日本事務局がお手伝いします)

そして車検を受けます。2輪は脊椎パッドなどの装備もチェックを受けます。

車検に合格したら、モナコの市街にあるパルクフェルメに移動します。夜のスタートシーンも、このビデオに出てきますね。これはセレモニアルスタートで、その後、選手はみんなマントンのホテルに戻ります。そこでひと眠りして、未明にチェックアウトし、イタリアのジェノバのフェリーターミナルに向かいます。ジェノバまでは高速道路で3時間ほどの距離です。

この移動は、自走してもいいのですが、バイクやSSV(小型のバギー)で、サポートチームのトランスポーターがある場合は、それに積載して移動してもかまいません。

フェリー埠頭に到着したら、乗船受付があります。そこで乗船券やランチパック、ステージ1のコマ図などを受け取って、乗船を待ちます。

フェリー内で、車両の通関手続き、パスポートコントロールがあります。車の通関手続きのために、車に関係する書類一式を船内に持ち込んでおくことが重要です。

モロッコのタンジェまで2泊3日の船旅です。船内で、初めて本格的なブリーフィングが行われます。

タンジェに到着して船から下りると、両替所がいくつも並んでいます。モロッコの通貨を現金で少し入手しておきます。スタートしてすぐに、高速道路を走りますが、そこで最初に現金が必要になります。
昨年の場合、最初のSSはタンジェをスタートしてまもなくのところにありました。約25km、プランテーションの中の短いステージです。

その後、残雪のアトラス山脈を越える約700kmの長いリエゾンで最初のビギークに向かいます。しっかりとした防寒対策が必要なことは言うまでもありません。

ビデオ、4分05秒ほどから「モチュールエクストリームライダ―ズ」と紹介されているのは、サポートチーム無し、単独で参加する2輪選手のためのクラスのことです。主催者が運ぶ2つのトランクと、スペアの前後ホイールだけを使い、修理や整備はライダー自身でこなしてゴールを目指すものです。オイル等はMOTULがサポートし、このクラスの選手が利用できる工具を積んだワークショップトラックもビバークで待っています。

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